漢方薬の基礎知識(教育講演 津嶋伸彦先生)

東京女子医科大学付属東洋医学研究所の医師であり鍼灸師でもある津嶋伸彦先生からは、「漢方薬の基礎知識」というテーマご講演頂きます。

「昨今、医療現場では漢方薬の需要が高まっており、さらに薬局やインターネットでも購入できるようになっている。しかし、その正しい適応、服用方法、副作用などについては言及されないことが多い。
鍼灸治療においても、患者様が服用しているお薬を把握しておく必要があり、漢方薬について質問を受ける機会もあるかと思われる。
本講演では、鍼灸に携わる先生方にとっても、漢方薬を服用する際にも知っておいた方が良いと思われる漢方薬に関する基礎知識について述べて参りたいと思う。」

現在の医療制度の問題で、鍼灸師は漢方薬を扱うことができませんが、本来は漢方薬と鍼灸は東洋医学の車の両輪とよく言われ、併用して治療していくのが良いとされています。

病院で処方された漢方薬を見て理解することができれば、病院での診断内容も理解できますし、それを知ることで、鍼灸治療の方針を考える上でも参考になります。

医師であり、鍼灸師の免許も持つ津嶋先生から、鍼灸師向けの漢方薬の基礎知識を聞くことができるのはとても楽しみです。

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