統合医療への視座と新しい知(特別講演 鮎澤聡先生)

筑波技術大学保健科学部 教授 で、
筑波技術大学保健科学部附属東西医学統合医療センター センター長
でもある、鮎澤聡(あゆざわさとし)先生からは「統合医療への視座と新しい知」というテーマでお話して頂きます。

この講演は、
「鍼灸や手技療法が、今の時代を変えていく一つの突破口になると考えている。」

「私は、鍼灸手技療法が科学的に理解されにくい理由として、そもそも科学の枠組に限界があると考えてきた。」

「現行の科学においては、・・・・鍼灸手技療法のような、施術者と患者が直接に触れ合い、一体となって治療が進むような営みは見えづらい。自然治癒力の理解についても同じ事が言える。」

「鍼灸手技療法は、空間で行われるというよりも、施術者と患者、あるいは自然との関わり合いを通して、それ自体が空間を創り出していく営みであり、ここに科学の枠組みでは見えにくい理由がある。そして、「観察された悪いものを除く」といった治療ではなく、「健康を共に創りだす」という視点において鍼灸手技療法はより生かされるものと考えられる。」

という視点をお持ちの鮎澤先生による講演で、鍼灸師としては、とても勇気の出る内容であり、とても楽しみにしている講演の一つです。

鍼灸の良さを生かしながら、統合医療に関わっていく大きなヒントを頂けるのではないかと思います。

1日目の11時から、大ホールでご講演予定です。

ご興味のある方はぜひご参加下さい!

学術大会への申し込みは以下からお願いします。
当日参加できない方は、後日アーカイブ配信もございます。
当日皆様とお会いできることを楽しみにしております。

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